春の行事

雪の中で生まれて春は嬉しい歓迎する季節

山には雪の恩恵が夏、秋まで残る

 

里では気温が上がり真夏日になっっても

山には雪が残りそれが毎日少しずつ解ける

解けた雪が水になり地面に染み込み

土の中の色々な成分を吸収しながら

そして反対に毒素は数々のフィルターを通って

浄化されて里に来るときに聖水となる

 

山の雪は自然の貯水槽だ

素晴らシステム!

 

山に雪が降らなければ我々は

美味い水が飲めない

 

もうひとつ 雪の恩恵

 

雪が木に降り積もり気温が上がり

木の葉についている雪が解け出し

地面に落ちようとするとき

葉っぱを撫でながら落ちる

その時着いている葉の汚れも

一緒に落とす

 

雪は木々の葉のクリーニングをしてくれる

自然の木掃の除屋さんだ

 

素晴らしい!

雪の恩恵

雪の暖かさ 風の冷たさ 続き

温暖化という言葉のない子供の頃

雪はいっぱい降りました

 

11月の下旬から初雪が降り

それが根雪(降った雪が一度も解けず春まで残っている雪)になり

3月下旬に溶け出す

このパターンが当たり前でした

 

雪と風が混じり「風雪」となって地面と空の間を舞う

地面を這う風雪は人間にまとわり着く

真っ白になる

着ているものに風に混じった雪がへばりつく

風は立ち去る

雪は残る

 

進む道は風と雪で真っ白で何も見えない

ここでも風が立ち去れば「吹き溜まり」という

雪の形が残る

 

これが風が立ち去った後の「雪の暖かさ」に

繋がる

 

風は冷たく立ち去る

雪の暖かさ 風の冷たさ

初めまして

ハヤックと申します

これから長~くはてなブログとお付き合いしたいので

コツコツと書いていきたいと思います

生まれは新潟県糸魚川市というところです

 

昨年末に大火があり「糸魚川市」がいといがわしと

読める人が増えました

他県の人に市名を説明するときかならずフリガナをふるか

言葉で説明しないと分からない読み方でした

プレス等で全国的に報道されて読み方が認知されるようになりました

 

日本海側に面していて四季の移り変わりがハッキリしています

春の桜から始まって海の夏、紅葉の秋 そして真っ白な冬

この2月は「雪の少ない」冬に当たります

 

湿度は高く気温も高めで積雪は今、20cm位です

例年だと2mの積雪で白一色となります

大雪の時(24時間に降雪が1~2m)というのは

気温は1℃か0℃です

それより高くても低くても多くは降りません

高いと霙、雨で低いと凍結で降りません

 

「雪の暖かさ」がここにあります

雪は生活の足を妨げたり重みで家が潰れたり

マイナスの要素が多いのですがある程度の準備を

していれば障害になる部分は少ないです

 

雪が降っていれば今日の気温は1℃だな0℃だなと分かります

大変なのはそれに風が混じることです

「風雪」というものです

雪だけだと障害が少ないのですが

風が混じると大変です

障害だらけです

 

よく「頭の中が真っ白」という表現がありますが

体の360℃が真っ白になります

気温も0℃より下がります

体感温度はそれにも増して下がります

頬をなぞる風は雪を抱えて肌を削ります

風が鑢(やすり)の芯なら雪は鑢の刃になります

人の身も心も削り取ります

 

節分が近づき「節句」の声が聞こえると

風も冷たさから暖かさに変身します

うれしー!

 

この雪と風の中で生まれ育ちました

ハヤック